私たちが生きていくのに欠かせない食べ物をつくる人たちの現場と私たち消費者をつなげる、「東北食べる通信」をご存知ですか?
今、世の中は生産者と消費者がはっきり分かれた世界になっています。生産者は見えない消費者に向けてただひたすら、自然という現場と向き合っています。
一方で消費者も、キレイにスーパーに並べられた食品を、どんな人がどんなところで、どんな気持ちで作っているのかなんて考えるいとまもなく、それを購入し調理し食しています。
ほとんど、その間には生きたやりとりがない代わりに、消費者にとってわずらわしい手間や自然と対峙する生産者側の都合に影響されることもまずありません。高度な流通が、それを叶えてくれています。
この「東北食べる通信」はそんな現状に疑問を投げかけ、もっと消費者が生産者を知り、現場を知ることで、それぞれが食のいとなみを考えなおし、世の中を変えるちからになろうとしています。
そんなステキな「東北食べる通信」2017年4月・5月号にて、小国町が特集されました。
これまで、ひとりの生産者やそのグループなど個人にクローズアップしていたのを、今回は小国町が誇る「きのこ」そして「マタギ文化」の世界を中心に、小国町の雪によって成りたつ生活様式を丁寧に詳しく記事にしています。
5月号では小国町でがんばるイラストレーターの女性が、イラストを担当しています。
バックナンバーなどもぜひご一読ください。